このブログは40歳にさしかかろうとした医師が、
「医師の副業」について発信するブログです。
医者の副業といえば、
- バイトで稼ぎまくる
- 不動産投資をする
- 講演活動や教科書の執筆をする
といった内容が一般的ですが、
このブログでは、
医師としての本業に役立つ副業
を強く押していきます。その内容は
自分が情報発信するプラットフォーム、すなわち
「オウンドメディア」
を持って発信していくことです。
具体的には
- ブログ
- YouTube
- PodCast
- 書籍出版
など、
自分の持っている知識、意見、情報を
自分のメディア(媒体)を通じて発信していくことです。
しかし、医者をやっていると
患者さんの診察や手術に明け暮れる毎日で、
たまに学会発表などで自分の意見を発信する機会はありますが、
広く社会に向けて情報を発信する方法を学習する機会はありません。
このブログでは、
いかにオウンドメディアを構築し、情報を発信していくか
その手段を発信していきます。
医師にとって副業を習得することは重要である
私自身は、医師になりたてのときには
「医者になったら、医学の道を極めよう」
「給料もけっこう高いから、そのまま定年まで働けばお金の心配はないだろう」
と、思い込んでいたドクターの一人です。
お金のことといっても、税金の知識もなく、
自分で言うのもなんですが、
ほぼ、診察や研究の道を一心にすすんできました。
しかし、40歳を目前にして思うこと、それは
「医学だけ勉強していてもダメだということ」
です。
確かに、
他の先生が見つけられなかった病気を見つけたり、
自分にしかできない手術で患者さんを治せたときには、
病院や患者さんからはとても感謝されるため、
非常にやりがいがあります。
しかし、
「本業にやりがいがある」
という事と、
「自分が幸せな生活を送る」
ということは違うのです。
日本の医師にとっては
- 累進課税制度(給与が上がると税金が上がる)
- 年功序列の給与(年齢が上がらないと給与が上がらない)
の2つの大きな壁があり、一定の給与を超えると、
いくら勤務時間を増やしても
いくら診察、治療能力を高めても
大して給料には反映されない。
という結果になってしまいます。
また、2024年から導入された「医師の働き方改革」で
「自己研鑽は時間外には含まない」
「非常勤も含め、就業時間を制限する」
という流れが進んでいます。
そのため、ますます、「本業を伸ばす」という選択肢だけではなく
「副業能力を確立させる」
という事が重要になるのです。