YouTube

YouTube発信に必要な時間 医師・専門職

このブログで勧めている副業の一つに

YouTube発信があります。

しかし実際は、
「YouTube発信か、できたらやってみたいな」
と思いながら、
「やっぱりやめよう」
とあきらめてしまう人が実に多いです。

もっとも多い、あきらめる理由は、

  • 動画作成なんて時間がなくてとても無理
  • 顔出しして動画をアップするのは気が引ける

という2つです。

この記事では
「YouTube発信のための必要時間」
について解説したいと思います。

最低月1本のアップロードでよい

動画発信して登録者、視聴者を増やすには、どのくらいの時間が必要なのでしょうか。

私は副業としてYouTubeをする時間の目安として

「1ヶ月に1本のペースで10分の動画が作成できればよい」

と考えています。

私自身は動画をアップロードし始めたとき、
「1週間に1度」
のペースを目指していましたが、診療時間や学会活動などが忙しく、

「今週も間に合わなかった・・・」
と、あとからアップロードしたり、

「もうちょっと作り込みたいけど、これでいいや!!」
と中途半端な動画をアップしてしまうこともありました。

しかし、こういう目標だと、常にスケジュールに追われているプレッシャーを感じたり、
何より、本業の方に影響を及ぼしかねません。

そのため、
「動画が完成でき次第アップロードするのでよい」

というマインドに切り替えました。

それ意向は半分くらいの動画が1ヶ月に1本のペースでアップロードされています。

「それで登録者なんて増えるの?」
と思うかもしれませんが、

細々と継続して動画をアップし続けることで、ちゃんと視聴者、登録者ともに増えていき、
現在2万人以上の登録者に見ていただいています。

他の人気YouTuberと同じ土俵に乗らないこと

私達専門職がその知識を動画にして配信するとき、
大事なのは、ダラダラと数だけ多くの動画をアップするわけではなく、

「質の良い動画を投稿する」

ということだと思います。

YouTubeに関する書籍やブログ記事、Youtube動画では
「定期的にアップし続けることが重要」

ということが強調されます。

これは、フリーランスや学生のように、

時間をアドバンテージにYouTubeを発信している人たちの理論
です。
こういった人たちと同じ土俵に上がっても、
医師であれば本業が忙しくなったときに継続できず、
そこで試合終了となってしまいます。
仕事量をアドバンテージにして活躍しているYouTuberに対しての
医師YouTuberのアドバンテージは

「専門職としての知識・経験です」

自分の専門分野や、医師としての経験、
普段の病院でのあれこれや、国家試験に役立つ知識など、
現場のプロフェッショナルでなければわからないような情報を発信して活躍している医療関係者はたくさんいます。
こういった現場からの生きた情報を、できるだけわかりやすく動画にするわけです。

YouTubeでは、一般的に
「動画のアップが滞ると視聴数が減っていく」
と言われますが
ほんとうに質のよい動画はほったらかしでも視聴者が増加し続けるので大丈夫です。

ノルマでなく、一定時間を動画作成に当てる

動画の作りやすさはそのテーマによって作成時間が変わります。
そのため、
「1日1本動画をアップする」
「1週間に1本アップする」
といったノルマはあまりおすすめできません。 期限に迫られて動画の質が下がってしまう可能性があります。

おすすめとしては、1日や1週間の
スケジュールの中で、動画作成にかける時間を決めておくこと
です。

私の場合は
「朝5時半から6時半はYouTube動画の作成を行う。」
と決め、
動画ができ次第、1本ずつアップロードするようにしています。
日常は業務や学術関係のことに時間を使い、あまった時間があったら、動画の編集に当てています。

こうすることで最低でも月1本。多い時で週に1本の動画を定期的にアップロードすることができているのです。

月に1本の動画をアップする理由

YouTubeから広告収入を得る条件は

  1. チャンネル登録者1000人以上
  2. 長尺動画の過去365日間の再生時間4000時間以上、またはショート動画の過去90日間の再生回数1000万回以上

(2024年4月YouTubeヘルプより)

の2つです。
これらの条件からわかる通り、更新頻度は関係ありません。
しかし、

チャンネルメンバーシップ(オンラインサロンなど)やショッピング(商品宣伝)、SuperThanks(投げ銭)を利用する条件に

  1. 過去90日間でアップロードした動画が3本以上

という条件があります。

どういう形態で収益を得るかはそのテーマによりますが、多くの機能を活用できるように、
1ヶ月に1本はアップロードし、「90日間に3本」という条件は満たしておきたいものです。

この記事のまとめ
  • 専門職YouTuberは最低1ヶ月1本アップロードが目標
  • ダラダラと発信するのではなく、質のよい動画を作る事が重要
  • ノルマ制ではなくスケジュールでの作業時間を設定するほうがよい

1ヶ月に1本ならできそうな気がしてきませんか?
すこしでもYouTuberへのハードルが下がり、
医師がみんな、自分のYouTubeチャンネルをもっているような世の中になると楽しそうですね。