このブログでは、医師のYouTube発信をススメています。
しかし、現実的には
「YouTube発信か、できたらやってみたいな」
と思いながら、
「やっぱりやめよう」
と二の足を踏んでしまう人が実に多いです。
もっとも多い、あきらめる理由は、
- 顔出しして動画をアップするのは気が引ける
- 動画作成なんて時間がなくてとても無理
という2つです。
実はYouTubeは完全匿名で動画をアップロードすることも可能です。
この記事では
「匿名で動画を発信する方法」
について解説したいと思います。
匿名で動画発信するツール
Youtubeを見ていると、華々しく活躍している医師YouTuberの人たちも多いです。
若々しく格好いい若手の先生が、営業スマイルでさっそうとプレゼンする。
自分のようなおっさん医師が太刀打ちするのは無理ゲー
そんなふうに思っていました。
しかし、そんな私のような医師にとっても強い味方があります。
それは、
動画編集ソフトと人工音声です。
現在は私はVyondというアニメーション作成ソフトと人工音声、または声の周波数を変えてアップしています。
「有名人気取りかよ」と言われるかもしれませんが、ただ単に
「患者がこれ以上増えても困るから」という理由で匿名化しています。
人工音声というと一昔のカタコトのものを思い浮かべるかもしれませんが、今の人工音声には目を見張るものがあります。
ちなみにこの下の動画は人工音声とアニメーションソフトVyondで作っています。
すごくないですか?
この人工音声には
「MurfAI」というWebソフトを使用しています。
このMurfAIは海外のサイトのため、多言語に対応しており、英語の動画を作ることも可能です。
私は海外向けに手術手技動画をアップして、こちらでも1000人超えの登録があります。
英文作成もChatGPTにお願いして簡単です。 便利な時代になりましたね。
匿名でも登録者は増える?
たしかに、一般に、YouTubeは顔出しの方が有利と言われています。
理由は
- 発信している人に親しみが湧きやすい
- 白衣を来た医師がプレゼンする情報はもっともらしく聞こえる(権威性)
という、メリットがあります。
しかし、医師YouTuberが発信する動画のアドバンテージは
「その専門知識や経験に基づいた情報」
です。
視聴者の一番の目的は
「自分の知りたい情報を得ること」
の場合がほとんどなので、
顔が見えることよりも
- 動画のコンテンツがしっかりしていること
- 聞き取りやすい音声であること(音量調整やテンポ)
の方がよっぽど重要です。
今の時代の人工音声であれば、この「聞き取りやすさ」というハードルは簡単にクリアできますし、
テンポは自分で調整することが可能です。
録音を繰り返すよりむしろ楽に調節できる面もあるくらいです。
みなさんも是非、はじめの一歩を踏み出して下さい。
新しい世界が開けると思います。